学資保険の限度額・最高額-学資保険で投資する-
子供を一人育てるのには3,000万円かかるとも言われています。
私立・公立や習い事等によって差はありますが、子供にお金がいくらかかるのかというのは、悩ましいところだと思います。
特に一番費用がかかるのが、大学進学時のときの費用。
まとまったお金が何百万円単位で必要になってきます。
それを補うための保険が学資保険なのですが、貯蓄を目的とした保険で、定期預金とかにお金を預けておくよりも、より多くのお金が戻ってくるようです。
私は、何となく保険というものに胡散臭さを感じて抵抗があったのですが、
学資保険は、
・税金対策になる。
・払った金額よりも多い金額が返ってくる。
・親に何かあった時、保険料が免除になって戻り金が支払われる。
とメリットが多いようで、検討してみることにしました。
一番お得度が高そうな保険は、ソニー生命の保険のようで、ネットで調べてみましたが載ってない情報もあったので、電話で聞いてみました。
どれくらいお得なのか
契約者の年齢や子供の年齢によって変わってくるようなのですが、10歳までに払い込みをするタイプの場合、返戻率は120%程度と、例えば500万円受け取る為には、410万程度の払い込みで90万程度払った金額よりも多く返ってくるようです。
更に、保険契約時の最初に一括で収める全期前納タイプの場合は、2%程度戻り率が高いようで、更に数万円安い支払いでいいようです。
最高いくらまでかけられるのか
一体最高いくらまでかけられるのかは、1,000万円までというような情報があったのですが、確認したところ、学資保険をかけられる最高額・限度額は受け取り額が2,500万円までで、年間の受け取り額が500万円まで。それが5回に渡って支払われ、契約者や子供の年齢によって変わるようですが、総払い込みは大体2,000万円超といったところになるようです。
そんなに大きいお金を持ってる人も少ないと思いますが。
受取額が多い場合、税金はかかるのか
税金は、サラリーマンや自営業・年収によっても異なるようですが、サラリーマンの場合、年間20万円を超える利益が発生した場合が大体の目安になるようです。
なので、5回に渡って受け取る場合、100万円以上多く受け取った場合、税金が発生するようです。
保険控除はできるのか
生命保険と同じように、所得税・住民税から控除できるようです。
全期前納の場合でも、資金を保険会社で預かって、10歳まで年払いで払い込んだとして処理する払い込み方法のようなので、毎年払い込んだ金額分の控除ができるようです。
親に何かあった場合
万一、親に何かあった時は、それ以降の支払いは免除され、満期時にお金が子供に入るようになっているようです。全期前納の場合は、預かった金額から払い込んだとした金額を差しい引いた残りの金額が戻ってきて、更に満期時に契約時の受取額が子供に入るようです。これ以外に、一時払いという一括で払い込んだとする方法もあるようなのですが、こちらは契約時に一括して支払ったとものとして処理するので、戻ってはこないようです。それから、ソニー生命では扱っていないようです。
いつから申し込みできるのか
申し込みは、出産予定日の90日前からで、親の年齢と子供の年齢が変わらない限り、同じ料金のようです。なので、子供が1歳になる前か、親が誕生日を迎える前に入るのをオススメしますと言われました。
定期預金比較してどっちがお得か
リスク無しで高金利の商品などあまりなく、リスクのない定期預金等では、年金利が0.5%程度でも良いほうだと思います。
例えばこれを学資保険と定期預金で預けた場合で比較してみると、
・定期預金
18歳までの18年間410万円を年利0.5%で預けた場合、
税金を考慮すると、0.39%で 約+28万円
・学資保険
410万円で500万円なので、約+90万円
年齢によっても変わってきますが、18年間で約60万程度学資保険の方が多く戻ってきます。上記は10歳まで月々支払っていった場合の金額としましたが、一括の場合はもう少し安い支払い金額で良いのと、月々で支払っていく場合は、その分手元に長い間資金プールがあることになります。
ということで、結構お得度が高い投資方法だという結論に至りました。
上記は大体の金額で書いているので、確実な情報は保険会社に確認してみてください。